残業100時間?温いわ!と月300時間残業したSE(私)が語る13のコト

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zangyo

“苦労自慢”というのは、IT業界の専売特許かもしれない。

かくいう私も、だからこそこの記事を書いているわけですが(苦笑)

さて、以下の記事を見つけたので、私の経歴(?)と比較しました。

ずばり月残業300時間(基本稼働は150時間なのでプラスで計450時間稼働)を超えた当時の私からすると、

「残業代出たんだ羨ましいなぁー」という一言に尽きる。

ちなみに私の輝かしい経歴

  • 月最大450時間稼働(さすがにこれはプロジェクトが逼迫していたため)
  • 年収300万円未満(あれ?残業代はー?)
  • 基本的に平均して月50時間〜100時間は残業

(結果的に1年後、フリーランスSEへと転身するわけだが)

前述した記事にあるように、いかに残業がキツイかを表現するブログはたくさんあります、

しかし、”その後”について、詳しく書かれているブログは見たことがない。

だから多くの方は、

残業が多い=残業代ガッポリ

という、勘違いを受けている場合が高いです。

ということで、残業が増えていくと一体どうなるか。

残業含めて月最大450時間働いた私が、フリーランスSEに転身するまでの1年間に起こった出来事を13個にまとめて時系列に紹介します。

残業含めて月最大450時間働いた私が、フリーランスSEへ転身するまでの1年間に起こった13のコト

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はじめに断っておきますが、全て事実です。

ただ、私自身が社畜だとは思っていますが、ブラック企業に勤めていたとは思っていません。(ブラック企業っぽいイメージですが笑)

でも「いやいや、ブラックでしょ!?」と言われても否定はしませんが笑

その1.三六協定は見て見ぬふり

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引用:http://www.zangyou7.com/kiso_jikan/post_15.html

労働基準法には労働者を守る三六協定というのがあります。

IT業界のほとんどの方達が、この協定を聞いたことがあるのではないですか。

労働者の残業時間を一定時間に収めてくれるような保障。

とはいえ、挙げた表の時間を超えた事がないエンジニアはいないのでは。

ほとんどが超えていることでしょう。

さらに、この残業時間の確認はタイムカードなどの履歴を追うことでしか確認できません。

なので、以下の場合は追う事ができず握り潰すことができるのです。

  1. タイムカード形式ではなくエクセル形式の勤務表で、後からでも調整可能な場合
  2. 残業が確定的なのに、タイムカードを通してから残業する場合

当時の私が勤めていた会社は、1.のエクセル形式の勤務表のため時間調整が後からでも可能でした。

そのため三六協定の特別措置のギリギリである、残業80時間で止めてました。

上司から「プロジェクトの予算は完全にマイナスなので、これ以上は。。。」

と頼まれ、嫌でしたが逆に拒否すると色々と面倒なりそうだと思ったので泣く泣く調整しました。

2.のタイムカード管理もよく話を伺いますし、現場では当たり前のように起こっている場合があります。

その2.メンタルヘルスケアも、結局本当のこといえない

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三六協定を2ヶ月ぐらい連続で続くと

「メンタルヘルス・ケアを受けなさい」と指示されます。

私の場合、そのカウンセラーみたいな人が会社まで来てくれて診断してくれました。

カウンセラーに言われたことは、

「まぁ、残業80時間を2ヶ月続けたといっても、まだ若いから大丈夫。昔は〜(クドクド)」

そりゃ、本当のコト言えないわな、80時間なんてとうに超えてるわ!なんて。

言ってしまうと、会社自体が問題なっちゃうからね。

私がここで訴えたら、みんな路頭に迷う>_<

という社長でもないのに、社長みたいな責任を持っていました。

メンタルヘルス・ケアのおじさんには申し訳ないけど、会社を訴える前提じゃないと本当の事を言えません。

その3.とりあえずサービス残業が当たり前、愛社精神の芽生えか

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「プロジェクトの予算が足りてないから、残業代払えない。」

「予算厳しいですもんね。仕方ないですよ。」

といった感情になります。

当時の私は50時間ぐらいなら残業チャラでいいかな。というアホみたいな考えなってました。

一度、残業時間3桁超えると2桁の残業時間なんて「ヘッ!」って感じだったんですよね。

今思うと残業50時間って中々な額ですよね。。。

さらには夜食とか、その他諸々雑費がかさむので働いているのにむしろマイナス。

アリエナイ。

その4.自慢じゃないけど、苦労関連は全て自慢になってしまう

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現場を見ると、先輩・上司達からのこのようなコメントを聞いたことありませんか?

  • 「◯◯時間残業した!土日出勤した!」
  • 「忙しすぎて3時間しか寝れてないんだよねー」

等のコメントなんて、いい例ですね。

・・・はい、私は全部言っていました^^;

他にも

  • 「二徹した。」
  • 「会議室のソファで眠った」
  • 「俺が居るからSECOMいらねー」

とか言ってました。

私が一番社畜でしたね、はい。

このような言葉が飛び交う環境になったら赤信号のサインですヽ(‘ ∇‘ )ノ

その5.自分以外も残業するのが当たり前だと思ってしまう

上下関係

段々と残業が当たり前の生活になります。

そんな中、やはり定時で帰っていく同僚達を見ると、無性に苛立ちます。

「なんで俺だけ・・・」

と、イライラしてきますね。

部署が異なる同僚が定時で帰っている場合は、

「ヒマなんだね」と皮肉めいた声をかけ

同じプロジェクトの同僚が帰っている場合は、

「なんで定時で帰るの?予定あるの?これやってよ!」

と残業が当たり前、定時で帰るとかアリエナイと思っていました。

だから私が、定時後トイレとかご飯とか行っている間に、みんながさりげなく消えてたんだな・・・

その6.「こいつはデスマ案件に強い!」と過大評価!デスマ隊長に任命

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一度、デスマを経験し見事デスマを乗り越えた!というだけでも高評価になります。

技術的というより精神面と体力面での高評価であることを勘違いしないでください。

どんなにスキルが高くても、キツイ案件で潰されては元も子もないわけですからね。

なので、うつ病などでバタバタとお手上げなったプロジェクトで、

デスマ案件を最初から最後まで乗り越えた私は会社からでは賞賛されました。

そして、その後のデスマ案件も「あいつに任せてみるか!」と推薦されてたようです。

・・・いや、「任せてみるか!」じゃないよね。

なにドラマの主役みたいに持ち上げてるの?

断るよw

キツイのやだし。

でも会社というのは非情なもので、我々の要望など届くわけもなく将棋のコマのように配置されるわけなのです。

IT業界の皆さんは共感してくれそうですね。

その7.「予算厳しいから、とりあえず代休で消化して!」の代休はいつに取ればいいのやら・・・

ブラック企業の社畜

さてさて、もう分かりきっているかのようにプロジェクトの予算オーバー、

ほとんどサービス残業なるわけですが「その分、代休で消化して!」と言ってくれました。

神よ、ありがとう!

・・・って前述した最大稼働450時間の場合、残業220時間(残業300時間 – 80時間 = 220時間サービス)を代休使えたら約1ヶ月半休めるね!

と思いましたが、次に控えるデスマ案件が私をすでに待ち構えてました((;゚Д゚))

当然のように、次の案件も予算なしでサービス残業。

よって、代休は積もるばかり。

いやー、あの残業時間をフリーランスの時給計算でいくといくらぐらい稼げたかな?と考えます^^;

その8.太る、臭い、精神面で赤信号

意識の低いデブ

暴飲暴食、そして徹夜続きなので不摂生。

お風呂もろくに入れなかったり、そしてプロジェクト遅延を伝える際の冷や汗などが重なり、かなり自分でも臭いと感じてました。

髪はボサボサ、髭も剃る余裕もなく無精髭。

みんな忙しそうというのは気づいているので注意するような人は居ませんでしたが。

また「なんで自分だけ忙しいのか?」という心境になり、イライラが募るので精神的には危険な状態ですね。

私もあの時、何度か海に向かって叫びました!

海がね、近かったんですよ。

その9.頑張りが認められ、社内でも表彰される

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デスマ案件の隊長ともなれば、それはそれは会社に大きく貢献したことでしょう。

もし面接で、「得意な業種(案件)はなんですか?」と聞かれたら、迷わず「デスマ案件です!」と答えるぐらい、あの時は忙しい時ほど燃えるタイプでした。

社畜ですね。

そんなこんなで、頑張りが認められ表彰されました。

これは嬉しい反面、スキルというよりいかに会社に貢献したか、いかに頑張りを認めてもらえたか、

ということにつながります。

平たく言えば残業して頑張ってるアピールしたら、表彰されるんだなと感じたのです。

「上司は見ています」と言われますが、さすがにこれだけやってサービス残業追い込まれて表彰も何もされなかったらそれこそ本当に怒りですね。

「えっ、逆に何を見てたの?」となるわけですし。

その10.しかし、その表彰も別に大したこと無い

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さてと、副賞の金一封はどれくらいかな?

と、さりげなく見たら1◯,000円とまさかの20,000円未満。

さらに給料時に所得税で引かれるときた。

別の表彰で海外研修の副賞もあったのでその副賞には満足でしたが、

さすがにその副賞を捨ててでも「辞めよう」と、私の中の熱い何かが湧き立ちました。

情熱ってこういうコトなんですね。イヤ、違うか。

その11.さらに、なんか皆にタカられる。

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表彰後、みんな私に「おめでとう」と言ってくれます。

さらに「今日はMIYAの奢りだろ?金一封で奢って!」という言葉を添えて。

小玉歩氏の著書「クビでも年収1億円」にあるように、表彰されたらタカられる流れというのは本当です。

ただ、私は小玉歩氏ほどの表彰額を頂いていないので、

額と手取りを説明すると同僚から慰められ、その後2次会でいつも通り割り勘にしてくれました。

奢りではないんだね。

その12.結局「転職」系を探す、ネットサーフィンの旅へ

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この表彰後から、私は「転職」を決意します。

元々、地方で働いてたので東京へ上京するチャンスをうかがって、自ら率先して東京転勤を願いました。

来る日も来る日も転職サイトを見ては登録、会社のメールアドレスでも登録して、常に転職情報ウォッチの毎日です。

その13.翌年、残業した分の税金が恐ろしく引かれてて、手取りに絶望する

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残業すると、残業した時は“一時的に”収入が増えて嬉しくなります。

が、年収が増えるということは所得税が増えるということ。

私は年収300万円未満でしたが、そもそもの基本給が低く残業代があって初めてまともな額でした。

翌年、上京して一人暮らしになるわけですから想像以上に手取りが低くなったことに絶望しました。

むしろ、残業をしないと生活できないほどに。

これって、IT業界あるあるですが悪循環なんですね。

激動の1〜13を乗り越えて

転職活動中に運良くフリーランスSEという働き方を教えてもらいました。

フリーランスSEに転身して、

  • 年収が2.4倍
  • 稼働時間が150時間程度

と、激変しました。

当時の社畜だった経験が活かされたのか、体力が余る余る。

今では、その余った体力と増えた時間とお金を使って、ITスキルを使ったビジネスを構築してみたり、新たなスキルアップに挑戦したりすることができています。

私が主催しているセミナーでは、このような実体験から主に下請けで働いてるITエンジニアの方々にフリーランスSEという働き方を案内しています。

今、エンジニアにとって悪循環な環境であり、時間はどんどん奪われるばかり。

フリーランスSEという働き方を正しく身につけ、今よりも輝かしい将来を計画したいですね。

超絶怖いのは「残業して稼ぐ」という感覚に慣れてしまうこと

「残業」というテーマで当記事を書きましたが、やはり一番怖いのは「残業して稼ぐ」に慣れてしまうコトです。

そして、残業しないと稼げない。というマインドになってしまうと最悪です。

IT企業は転職時の年収例にも、みなし残業として月20時間を付与している場合があり、年収例も参考にならないです。

当然、「こんな方達が働いてます」と紹介される従業員も、従業員の中から”一番ウケがよさそう”な方を具体例に挙げます。

例えば、残業をそこまでやってなく血色の良い方、ほどほどな無難な残業の方。

1年前、残業と年収に関する記事を取り上げました。併せて読んでもらえれば。

IT会社あるある残業評価論!残業代ゼロ法案、会社員でいる意味は?
現場で以下のような言葉がこだまする。聞いたことあるんじゃないですか?上司達のこーんな嫌な言葉。「◯◯君、残業時間...
残業代含めた年収評価って一体どうなのよ?"平均年収"に隠された裏
フリーランスSEに関する相談では、年収を聞かれ回答します。すると、「思ったより少ない!」 「会社員でいるときと...

年収に残業代を含めるのは一般的に思えますが、その理論でいくと

忙しい人は収入が高い、つまり収入アップは忙しくなければならない。

よって忙しい人(残業や休日出勤が多い)でないと年収アップにはつながらない

ということになります。

資格や売上などにある収入アップも結局は“手当て”であり“基本給”でないため、収入のベースアップに繋がらない。

たとえ収入アップしたとしても、過酷な労働環境に耐えられず倒れてしまっては元も子もないですよね。

この収入アップに関する方法ですが、フリーランスSEという働き方を取るコトにより、この理論を覆せます。

いま、こんなにも働き方が多様化されている荒波の時代を乗り越えるための秘訣を知りたいエンジニアは、是非セミナーへご参加ください。

LINEで随時セミナー内容を案内していますので、合わせて登録してくださいね。

 

 

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