SEが転職を成功させたいなら雇用保険(失業保険)は勧めない3つの理由

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フリーランスSEとしての相談で最近増えてきた事項があります。

退職してからの雇用保険(失業保険(※))を利用するべきかどうかについて。

※以降、雇用保険で統一。

雇用保険とは、

労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進のために、失業された方や教育訓練を受けられる方等に対して、失業等給付を支給します。

私たちが失業保険と呼ぶ制度は、雇用保険の一部である基本手当を意味します。

引用元(厚生労働省:
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/koyouhoken/

この雇用保険利用に関しては賛否両論あります。

  • 貰えるものは貰わないともったいない
  • 失業給付を受け取るまでの期間がデメリットだ

フリーランスSEを推奨している私の立場から意見しますと、

今まで同様IT業界へ転職・フリーランスSEとして働くことを望むのならば、

後者のとおりデメリットでしかないため雇用保険を利用しないことを推奨します。

当然、以下のように

  • 異業界での転職を本気で志願している
  • 時代、年齢やスキル面で現時点では就職が厳しい

で悩まれている方には支援サポートも充実しているため、ありがたい制度です。(むしろそのような方達のための保険)

しかし、上記に該当しない方はなるべく雇用保険を利用しないことを推奨しています。

当記事を読んで頂いて、あなたにとってどちらが“損”に感じますか。

その上で、雇用保険を使う・使わないかは本人次第です。


←参考にしたのはこの本
参考にしただけで、この本のまとめではありません。
会社をやめるときの手続きのすべて

なぜ雇用保険の利用をオススメしないのか、3つの理由

理由1.雇用保険はタダでもらえるお金=働くと貰えない、捉える。結果:長期的に大損

若手エンジニアは売り手市場。

多少経験が浅くても、一定基準のスキルがあるとすぐにでも転職可能。

転職先も客先常駐案件がメインなので未経験でもちょっと研修期間を設けてそのまま常駐先に送り込む。

(※フリーランスSEは未経験からの採用は不可)

とはいえ、失業中は収入ゼロ。

雇用保険で入るお金はありがたく、転職活動も安心して活動できます。

しかし、残念ながら雇用保険は“働かなくてもタダでお金が貰える保険”

裏を返すと“働くとお金がもらえなくなる保険”

と、捉えることもできます。

そのため、

お金が貰える期間は働きたくない(雇用保険で最大1年は働かなくてもお金もらえる)

転職先を探すフリをして、ギリギリまでお金を貰ってそれから働こう。

そろそろ仕事しようかな。で転職。

若手エンジニアの場合、転職受入先はあるので受かるでしょう。

ハローワークで探せば即日採用もありえますね。(※理由3にて推奨しない旨案内。)

あくまで権利を活用しているので、余さず使うという点では賢いと思います。

が、若手の長期間休養というのは、はっきり言って大損”です。

人生の中で一番、成長できる期間を失っているわけですから。

スキルアップをしているならまだしも、もし単に遊びに浪費しているだけなら考えようです。

働かない期間は当然ブランクとなるので、全盛期の価値を自ら放棄したという点で長期的に見るとデメリットです。

理由2.失業給付をもらってから仕事するときの意欲(モチベーションの低下)

失業給付をもらっていた方は私の周りでも多くいまう。

  • 会社員時代の友人
  • フリーランスSEになって現場で仲良くなった方
  • 大学時代の友人

ほぼ全員が失業給付を全期間もらっています。

しかし優秀な彼らでしたが、残念ながらその後華々しい活躍は聞きません。

むしろ、

引きこもり、毎日ゲーム三昧、働く意欲をなくしたり、

挙げ句の果てには海外に留学したら何かあるかも。と目的・目標を持たないまま

自分探しに出た人もいます。

結局引きこもりに戻っています。

転職を本気で考えてる方にとっては、金銭的にも期間的にも有意義に感じられる期間でもあるので一概に言い切れないところもありますが、マラソンと同じで今まで走ってきたのに、足を止めてしまうことと同じです。

今までと同じように、再スタートは中々できないものです。

さらに企業側から見ても、ブランクは良いものではありません。

例え前職で輝かしい結果を挙げたとしても、スタート位置は下から。

結局転職できたとしても、やりがいが生まれない可能性だってあります。

転職して失敗する人たちの大半は、主にこういった”ブランク”が及ぼすその後を念頭に入れていなかったことが挙げられます。

理由3.退職後すぐなら高所得だったのに・・・ブランクが影響!転職の基準を下げざるを得なくなる

挙げている3つの理由の内、一番挙げたい点です。

それは“ブランク”

非常にもったいない。

履歴・経歴全てにおいてブランクは注目されてしまいます。

フリーランスSEとしてアドバイスする際、本当は1ヶ月のブランクも空けて欲しくないです。(一応、有給の兼ね合いがあるので本人次第ですが)

激務だったため、なるべく休みを入れたいという方も1ヶ月程度の休みで抑える方が得策です。

フリーランスSEで働く場合、

  • ブランクが入ってしまうと面談時にも単価交渉で下げられる
  • 複数人面談があった場合、他が優先される可能性が高い
  • 現場配属後、作業内容に追いつけない(休みのリズムになれてしまった)

といったデメリットが挙げられます。

そのため、可能な限りブランクは避けたいものです。

SEとして転職する場合、主に受け入れる会社は客先常駐案件がメイン。

未経験からでも多少研修を入れて送り込む。なので未経験者枠とほぼ同じように扱われる。

客先常駐案件がメインなら、フリーランスSEで働く方がオススメですね。

以下に客先常駐をやるならフリーランスSEになった方が得策とご紹介しています。

フリーランスエンジニアが転職フェア参加したら、全く魅力無かった3つの理由
リクナビが運営する「はじめての転職フェア」に参加してきました。私もそろそろ腰を据えて、正社員という安定した道に・・・...

補足ですが、ハローワークで仕事を探す場合、相談者からこんなタレコミが。

「私が勤めていた某ブラック企業がハローワークの掲載企業に登録されてました!」

と、教えてくれました。

ネット上で探すと確かに掲載されている。

ハローワークは雇用受け入れを推奨しているため、ブラック企業も当然のように登録されています。

誤って入社でもしたら、また休み期間に入りそうですね。

雇用保険の制度を選択方式に見直すべきでは?

ここからは私個人の意見です。

勘違いしないで欲しいのは、雇用保険で救われる失業者はもちろんいます。

なので、失業中に失業手当を頂けるこの制度自体は非常にありがたい制度でしょう。

もちろん、勤めている時に払っていた給料から天引きされていた雇用保険が使われているので、利用する権利はみなさんにあります。

しかし、その上で冒頭でお伝えした賛否両論に分かれると思います。

  • 貰えるものは貰わないともったいない
  • 失業給付を受け取るまでの期間がデメリットだ

よって、個人的見解ですが両方ともに活用できる方法があれば望ましいと感じています。

現行通りと一括受給方式

皮肉な言い方になりますが、こう捉えてる方も少なくないのでは。

雇用保険は“働かなくてもタダでお金が貰える保険”

裏を返すと“働くとお金がもらえなくなる保険”

私だって働かないでお金が入るならそれはしたい。

なのに、働く意欲がありすぐにでも転職したい、もしくは独立にチャレンジしたい!

という人は雇用保険の失業手当を受け取れないというのは、正直納得いかないものです。

上記のように捉えてしまうと、仕事に就けない人が貰えるお金というよりズル賢い人がもらえるお金と感じてしまいますね

そのため、双方が納得できる方式として、

  • 現行通り
  • 一括受給方式

の2通りを選択できれば個人的には嬉しいかなと思います。

すぐ働きたいという側としても、やはり失業である身のため、一括受給方式でせめて1〜2ヶ月分貰えたとしても貰えると非常に助かる。

地方で働いてる人からすると、頂いたお金で首都圏にチャレンジする機会を作れたり。

フリーランスSEとして働くにしても、初月は金銭面で大変。

もし、雇用保険の失業手当で補填金として充てられるなら、希望者にとって非常に有意義に使えることではないでしょうか。

追伸:

現在、日本は安倍総理が掲げた”1億総活躍社会”を目指しています。

この背景から読み取れる点として、なるべく多くの方に失業期間を無くしてもらいたいため、失業給付期間を短くし、雇用促進を促す対策が立てられるのではないかなと感じています。

よって、失業給付期間は短くなり、受給資格の定期チェックも審査が厳しくなるかもしれません。(ようは本気で探せば雇用先があるのに、なんで探さないの?と叱られるという流れになる。)

雇用保険を狙うよりすぐにフリーランスSEになることを提案

前述の通り、退職後はモチベーションがある状態のままフリーランスSEで働くことを推奨しています。

エンジニアにとって雇用保険の利用は推奨できません。

ブランクが無い状態で入ることにより、単価交渉で低く見られない、今まで通りスムーズにフリーランスSEとして働くことにスライドできます。

一番の問題は、雇用保険を受け取るならば経歴にブランクが発生すること

お金は入るが、結果的にブランクという大ダメージを負ってしまうため、雇用保険にお世話になる必要がないなら、受給は避けるべきです。

追伸:

以下で失業手当の計算ができるようです。

計算した上で、失業手当を受けるべきか、働くべきか金額面で計算してみてもいいですね。

フリーランスSEになる上で、現時点のあなたのスキルでどれぐらい収入が貰えるかは、私が主催するセミナーにてお伝えしています。

ぜひ、参加してください。

 

 7日間の無料メルマガ講座

メールアドレス*
お名前*

 LINE@「友だち」追加であなたの悩みを解決!


■ QRコードで追加(PCの場合)
メニューの「友だち追加」で「QRコード」を選択して、このQRコードを読み取ってください。


 


■ 1クリックで「友だち追加」(スマートフォンの場合)
すでにLINEをお使いの方でスマートフォンからご覧の方は、下のボタンをタップしていただくと、「友だち追加」できます。
友だち追加


「読んだよー」という意思表示でブログランキングをクリックしてくれるととても励みになります。
にほんブログ村 転職キャリアブログへ

PVアクセスランキング にほんブログ村

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存Evernoteに保存

フォローする