母校で「”会社員が安定”からの脱却」というテーマで講演してきました

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タイトルの通り、若干尖った内容ですが母校のOBとして講演してきました。

就職を推奨する大学側としては、かなり思い切った講演をさせていただきました笑。

とはいえ、今は働き方の多様化により選択肢も多い時代、就職率だけがアピールポイントではないと考えていた節もあり、このような講演を許可してくれた(むしろ自由にやっていいと提案)私の教授はやり手だと思う。

今回オファーは、あくまでゼミOBとしてなので小規模ですが、

参加者からのアンケートを見ると、会社説明会とは違った意味で捉えてくれたことと、そして真剣に聞いてくれたのは私としても嬉しい限りです。

また、アンケートの回答を見てカバーできる回答もあったので、今後はまた講演依頼をされた時のために改善していきますね。

では、活動報告も踏まえ講演の内容を抜粋します。

少々、ブログを書きながら、補足なども浮かんできたのでそれらも含めてまとめます。

大学生のうちからリアルなIT業界を知るということで、方向性が定められる

大学生がよく就職説明会や卒業生などの話を聞くのは、会社へのアピールも考えられるが、

潜在的な悩みとして、IT業界のリアルが学生視点からだと見えないから知りたいし、いろんな人の意見を聞いて自分の意思で判断したいからだと思います。

会社説明会や卒業生の話を聞いたりネットで調べても、結局は会社の良いところがアピールされていますよね。その代表格として、

「納期前は厳しいけど、終わった後の達成感があって・・・」

とよくみる。

肝心の納期前の厳しさを伝えて挙げるのも学生側への優しさなのではないでしょうか。

(リアルな生の声を見たいと思ったらぶっちゃけTwitterや2チャンネルが散漫してるだろうけど)

一応、今回の講演の趣旨として、

  • 会社員としてIT業界を働いてきた
  • フリーランスSEとして働いてきた

といった経験からIT業界の実情、そしてフリーランス観点からみたITスキルを持っていることの可能性について、話してきました。

勘違いしないで欲しいのは、IT業界はキツイから辞めた方がいいよ。

というネガティブ案内ではなく、むしろこれからの時代、ITスキルを身につけ活かせるIT業界はむしろメリットが高い、如何にどう捉えるかが重要だ!

という前提で話しています。

つまりはこう。

目標設定の重要性を根づけるべき。5年後の目標設定で構わないので、理想をイメージし逆算する

印象に感じたもの、それは目標設定が曖昧だったこと。

  • なぜ大学に入ったのか?
  • なぜこの学科を選んだのか?
  • なぜIT業界を申し込むのか、もしくはIT業界以外を申し込む理由はなにか?
  • IT業界の会社へ就職したとして、その会社になぜ入社したのか?

今までこの部分にフォーカスを当ててる教えは、学生の中ではあまり無いのかな。

最近ドラマで、

『就活家族』『大貧乏』などといったドラマで正社員が安定、大手への内定さえ取れればどこでもいい、みたいなそんな流れもありますが、そのマインドは推奨しません。

むしろドラマで評価するならば前クールの『校閲ガール』で石原さとみが、ずっと憧れの会社に入るために毎年そこに応募し続ける、という主人公の目的が明確でわかりやすい。

仕事の質というのは、最終的に人生の質に直結するわけなので、遠回りに見えても実は遠回りでない。

なので、初めのうちにコンパスが指し示す指針を設定していた方が効率が良い。

(まぁ大学としては、就職してもらわないとアピールができないので、難しいところかもですがね。)

目標設定を立てることで、学生のうちに何をすべきか洗い出せて、その目標を達成するための行動計画を立てることができます。

目標設定から逆算することにより、取る必要がなかった資格やスキルを除外し、本来必要な資格やスキルだけにフォーカスした、成すべき行動計画が立てられるようになります。

この目標が納期と仮定して、あとは行動計画に沿って行動するだけ。

自分プロジェクトの出来上がり。

資格取得にしろ、自分の貴重な時間を投じているわけですから、なおさら目標設定(ゴール設定)が重要です。

「なぜ、その資格が必要なのか?」と問いかけてみると、案外無駄な資格を取ろうとしていたり気づくものです。

目標達成したら、次の目標を設定してみます。

「人生はマラソンだ」と喩えられますが、私が思うに「人生は短距離走の繰り返しだ」ということが、まだしっくりきますね。

「大手に勤めるのは反対」「フリーランスを目指すべき」という事ではありません。大事なのは?

アンケートの回答で「ベンチャーより大手企業に魅力がある」といった回答がありました。

今回「”会社員が安定”からの脱却”」というテーマで話したのでベンチャーを推奨する側の意見に偏ってしまったようです。

こちらは私の反省点ですね。要改善です。

大手を否定しているわけではないのですが、補足として記載します。

大手企業の魅力は、多額の資金で大きな仕事ができるやり甲斐

大手には最大の魅力があります。

それは、単純に資金力が圧倒的に違いますから大きな仕事が可能となります。

大規模な仕事を任せられるようになれば、やはりやり甲斐も感じられることでしょう。

ただ、大手企業のメリットはありますが、当然ながらデメリットもありますので抑えておくといいでしょう。

入社してからの理想と違った場合、取るべき行動が早くなります。

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やはり大事なのは「なぜ、その企業を選んだのか?」という目的に沿った理由を芯に持つこと。

「安定している」だけで選んだら、長期的に見るとこれからの時代において辛く感じてることが多々あるかもしれませんね。

これらの内容は、フリーランスSEセミナーにてお伝えしていますので是非参加申し込みください。

ちなみにこれも補足ですが、大手は副業OKとしている会社多いですよ。公にしないだけです。

会社で実践的なITスキルを学んだ方がマシ

最近では

「大学辞めてフリーランス(ブロガー)になった方が得!大学行く意味ない!」

という、中々尖ったコメントをネットでも見かけます。

私自身フリーランスですし、ブログを書いてる側として否定もしません。

ただ、IT業界に属す者としての意見としては、せっかく大学で学んだITスキルを活かし、更にパワーアップできる環境はむしろ好都合ではないでしょうか。

よって、会社で実践的な経験やITスキルは学んだ方がマシと判断しています。

まぁ、ブログか副業など自分で立ち上げてスキマ時間で構築していくことで解決できますしね。

しかし、中には雑務ばっかで成長が見込めない企業もあります、ならば第2新卒等も視野に入れるべきと考えます。

また中には、学生の間に起業なども視野に入れてるでしょう。

目的・目標・ビジョンが明確でかつ自信がある場合、起業家の世界に飛び込むのも推奨しています。(中途半端な覚悟ならやらない方がいいよ、ということ。)

社会人になってからじゃ難しい、大学生のうちにしておいた方がいいこと3選

私は講演内に、

『大学生だからできる、大学生のうちにやっておいた方がいいこと』

と、3つ挙げました。

1.バイトをたくさん経験すること

「学生は勉強が本文」

と、言いたいところですがバイトという実践の場を通して得られる経験値はかなり貴重

「知ってることとできることは違う」

まさしくその通りで、自分の可能性の幅をバイトを通して広げることができます。

なるべく同業種ではなくて複数の業種を経験しましょう。

就職の面接では一つのバイトを長くした方が評価高いという案内もありますが、私個人としてたくさんやることを推奨します。

半年程度バイトを経験したら、もうベテランですしね。

ただ、辞めるとなると企業に迷惑がかかるので、なるべく迷惑がかからないようにバイトのメインとサブで掛け持ちができれば一番理想です。

最終的にバイトを選ぶ基準として、目的・目標に沿った業種のバイトで経験値を高めることが理想です。

(IT業界に進みたいなら、なるべくIT業界よりのバイトなど。)

結果勉強できず留年するのであれば本末転倒なので、目安として大学内に4〜6個ぐらい業種別でバイト経験できたら十分です。

2.海外旅行をする

国内と海外の価値観を肌で感じるということが重要。

「日本のサービスは過剰」と言われるほど、世界を出ると不便に感じる点が目につきます。

逆に日本には無いアイデアを実感できる可能性もあります。

そのような経験はリアルな実体験からしか生まれない。

これからの仕事で、企画を依頼された場合ヒントになるキッカケになりそうと思いませんか。

また、単純に企業に勤めることになってからは、中々海外にいけません。

純粋に観光を楽しむことも一つです。

バイトして頑張ったご褒美として、海外旅行を楽しむのも一つです。

3.卒論などを利用して何かWebサービスを作ってみる

IT関連の学部・学科しか対象でないかもしれませんが、自分の手で創意工夫を凝らし自由な発想から作れる良い機会だと思います。

学生の自由なアイデアから生まれる発想は宝の山です。

多くの学生は単位を取るため、無難にクリアできることを考えているかもしれませんが、可能な限り創意工夫を尽くしてみることを推奨します。

ただよくある失敗として、プログラミング言語から決めて卒論ネタを考えること。

まずは卒論でやりたいこと(なぜやるのか目的を明確に。)を決めて、それから

  • どのプログラミングが最適か
  • どの環境が最適か

という点にフォーカスすると条件を狭めず視野が広がります。

ぜひ、良いアイデアを展開していってほしいですね。

講演アンケートの回答からわかる就活前の学生の状況と企業の動向。

アンケートの評価は平均8.16点。

いつも開いてるセミナーとは別で、必ずしも受け入れられないということもあったので、予想どおり2分割に分かれたと思ったのでまずまず。

講演後の学生のアンケート抜粋

私が講演の時間配分を失敗して、アンケートを書く時間がほぼ無くなってしまいました(泣)

これも反省ですね、抜粋します。

  • 色々なIT企業の話を聞いてきたが、会社の良いところばかりでどこも良く見えすぎて悩んでいたが、新しい面から会社を見る知識を学ぶことができたので、今までとは違った就活ができそうだと思いました
  • 大雑把に未来を考えるのではなく、ゴールに向けて計画を練ることから始めたいです。
  • 今まで聞いてきた講演の中で一番ためになったと思った。大企業より少人数か個人で働いてみたいと思っていたのですごく参考になった
  • ただ働くだけでなく、ライフスタイルを計画することが大切だとわかりました
  • 東京のIT企業でも1社に止まるのは低収入で厳しいと思った

このような嬉しい、回答もいただきました。

この時期ですし、会社説明会に力を入れてくると思います。会社も良い点をアピールするのはと当然です。

しかし、学生からのアンケートを見る限り、どの会社も魅力はあるように見えるけど他社と比較した時に差別化ができていない自社の強みがよくわからない、結局みんな同じ仕事と感じます。

なので、得られる結果もどこも一緒と感じるなら、やっぱりネームバリューの高い大手に行くのかな。

中には、こんな回答もいただきました。本音嬉しいデス。

  • 同じ悩みを持った人の話を聞けて自分だけではなかったと少し安心しました。でも、将来自分が働く姿は想像できなかった。
  • 目標が無い人はどうすれば目標を設定できるか
  • どちらかというと設計や保守をやる側でIT業界を目指していたので、未来を否定されているようで少し悲しくなりました。
  • 副業禁止ではない会社を探すのが難しい、言っていることはわかりましたがそれは簡単にできるものではないなと思いました。

学生の中では、現時点で自分が進んだ道とこれからの道を葛藤している方も多いと思います。

もしかしたら今進んでる道が最終的にITじゃなくて、別業界に行くかもしれませんがそれもアリです。自分で見つけたコンパスに従っただけなので、遠回りに見えてるようで実は最短ルートだった、と可能性はありますからね。

なので、大学生のうちに悩んで、どうありたいのかを自分の意思で決めてください。

悲しくなったという学生さん、講演自体の筋道でゴールは一つです。

けれども、そこは講演を聞いても自分の意思が変わらなかった、私の目的・目標が明確だっ、とプラスに捉えていいのでは?自分の感じ方です。

副業禁止でない会社も、副業の仕方によるものです。

IT業界の仕事上、大抵は禁止にしたいのが企業の本音です。本職に影響しますから。

では、本職に影響が出ないような仕事はどうすれば作れのでしょう、ITスキルを活かしたら作れるのかもしれませんね。

副業をやる前提は本末転倒になってはいけないこと。講演内でヒントを話していました。

若者のハードル底上げ?その真意は?

アンケートの回答でなるほど、と思った点があったので抜粋。

Q.講演前、どのような点が知りたい、聞きたいと思っていましたか?(悩み等)

A.最近、会社の就職パンフレットに「リーダー求ム!」など学生に求められているものが高くなっている気がして不安で、どうすればいいのかわからない。

今って結構学生にハードルを上げるんだね。

確かにIT業界は若い世代への期待は高まる一方。小学生・中学生からプログラミングをやっていた方など登場する一方なので、今後も期待が高まることでしょう。

しかし、率直な意見、

  • 「リーダー求ム!」は、そこは上司や先輩が牽引することではないかな?
  • 企業がそこまで求めるのならば、それなりの対価はちゃんと支払われるのかな?
  • 「ITが当たり前の世代だから、これぐらい作れるっしょ。どうせなら、ITスキルは当然でもっと上の役割もやってよね。」的な若手への押し付けだな。

と、思った。

早い段階でリーダー経験を味わえるのなら、向上心高い人からすると願ってもないチャンス。

ただ、「その会社の先輩たちはどうなったのかな?」

と気になってしまいますね。

リーダーとしてやり甲斐を持って続けているのかな?と考えられます。

もし、退職者が多いのならば二の舞、三の舞と同じように募集を繰り返し退職者を増やし続けそうな予感。

IT業界あるあるですが『無茶振り』も全然考えられますので、その会社の内部をもっとリサーチすることをおすすめしますね。

可能であれば、そこの従業員にオフレコでリアルな話を聴けたら一番です。

 

 

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