「フラリーマン」という言葉が最近目に付く。
「フラリーマン」とは
「働き方改革」の旗印のもと、プレミアムフライデーやノー残業デーなど、労働時間を短縮する動きが広がっている。
その一方で、空いた時間を持て余して街をふらつくサラリーマンのことを指す。
男性だけではなさそうな社会現象、あなたのパートナーはどうでしょうか?
日本の「働き方改革」が全く効果を発揮していないのは次回の記事に譲るとして、今回はそんな「フラリーマン」のためのライフスタイルの革命を提示したい。
ライフスタイル革命の一つであり一番効果的な手段として、私が提示したいのは
”コミュニティに属す”こと。
なぜ、”このコミュニティに属す”ことが効果的なのかをまとめました。
以下を読み進めてください。
Contents
なぜ、フラリーマンにこそ”コミュニティに属すこと”を推奨するのか?
SEにとってのライフスタイルは、
- 平日:会社出社 → 帰宅 → 家 or 外で飲み会
- 休日:友人や同僚と遊ぶ or 家族と遊ぶ or 家で休む を一日中
- 休出:会社出社 → 帰宅 → 家 or 外で飲み会
SE関係なしに日本の会社員は全てが該当するでしょう^^;
共通していえるのは、会社・友人(同僚など含む)・家族の3要素でライフスタイルが構成されているということが一般的である。
「働き方改革」によって稼働時間は減少したものの、このズレが「フラリーマン現象」につながる。
空いた時間を何に使うか?
サラリーマンは、残業代が入ってこないわけですから、単なる贅沢な飲みに浪費していくわけにはいけないですよね。
政府は働き方を変えることにより、新しいイノベーションが生まれ、生産性が上がることをイメージしていたわけですが、働き方2.0と進化する予定が、働き方0.5と結局後退してしまってるのが実情なのです。
時間とお金を有意義に投資できるもの、私が推奨するのが”コミュニティに属す”ことです。
SEは”コミュニティに属すべき”と豪語する3つの理由
前述した図からコミュニティに属すことで、前述した図を用いると以下のような効果が見込める。
ライフスタイル革命になるという理由は以下の3つの観点からお伝えします。
1.有益な情報の質・スピード感が身につく「環境」という最大の武器
昔ながらの「類は友を呼ぶ」という諺がありますね。
付き合う人間関係で得られる情報の質や行動力、マインドまでもが影響されてしまいます。
会社組織の中でイヤイヤ仕事をしている人が多数いる場合、
- 得られる情報の質もたかだか知れているレベル
- スピード感も周囲が基準になり、成長が著しく低下
結果、一番重要な行動力がこの周囲によって妨げられてしまいます。
結果を変えるのには、行動を変えるしかありません。
行動を変えるのには、あり方(マインド)を変えるしかありません。
で、そのあり方(マインド)は環境を変える方が早いと思いませんか?
その中でSEはフリーランスSEという環境に飛び込み、自分を常に高められる刺激のあるコミュニティに属すことを推奨しています。
コミュニティを活用することで、スキルを高め活用ができます。
既に持ち得てる知識やスキルも役立ちますし、会社で得た知識やスキルはコミュニティへ、コミュニティで得た知識やスキルは会社で活かされます。
2.気の合うビジネス・人生のパートナーはコミュニティで見つけやすい
人脈を作る手段で私が推奨していないのが「異業種交流会」です。
フリーランスSEの中でも異業種交流会に参加する方々は当然多いのですがその上で勧めない理由を挙げると、
- 名刺だけ増えて上部だけの交流、その後営業の電話
- スカウトという名の単なる引き抜き的な行為(誇張表現による営業行為)
- 最悪、MLMなどの勧誘行為(会自体がMLMが取り仕切ってる場合がある)
などなど、もしかしたらJV(ジョイントベンチャー)などの企画が生まれたりするかもしれませんが、異業種交流会で生まれる可能性は1/10未満程度でしょう。
JV(ジョイントベンチャー)とは
共同企業体といわれる。 複数の企業が相互の利益のために共同で事業を行うこと。
数千円レベルの入場費で安く出会いが見つかるならラッキー!という方にとっては数打てば当たるかもしれませんが、どうせなら志という点で共感してもらった方が今後を見据えると重要です。
人生のパートナーについても同様です。
街コンや合コン、そして婚活パーティなどで出会いを求めに数多もの出会いイベントがありますが、1日どころかたった数時間、いやたった数分で人生のパートナーになりそうな人を見つけるのは難しいと感じませんか。(大抵はそこをウリ文句にしていますが。。。)
もしそれが、コミュニティで同じメンバーならどうでしょう。
コミュニティに属しているため、共通言語や入会した動機の部分まで連携できる上にビジョンまで共有できる。
コミュニティ内で、共感できる部分があればお互いそれなりの時間を過ごし、協力や励まし合うことだってできるわけで。
話を戻し、ビジネスに戻りますが同様であることは分かりますか。
長期間、コミュニティ内部で長く浸透するからこそ信頼関係が生まれる。
1回数千円のイベント数回参加し、当たりを待つより数十万円かかるかもしれないが、コミュニティに属すことで、志を持つメンバーと知識やスキルはもちろん出会いに関しても、数倍チャンスは広がると思いませんか。
今は“個人評価経済社会”と言われる世の中。
応援してもらうなら、たった1回しか会っていなくて上辺だけの付き合いしている方より、全体像を知ってもらえるような方に応援してもらえた方が今後も楽しい時代を歩めますね!
3.会社や同僚、友人たちには言えない夢や目標を伝えても真摯に聞いてくれる
コミュニティで良いのは、みんな”同志”という考えがあるから、同僚や友人とかのメンバーでは話せない思いなどを語り合えます。
会社では高い理想や目標を掲げると「理想論」「夢物語」と笑われてしまいますが、この”同志”と言われるメンバーは真摯に耳を傾けます。
ここまで読み進めてるあなたは、もしかしたら頷いてる様子でしょう。
互いに思いが強いからこそぶつかり合いますが、それは真摯に向き合ってくれているから。
会社の場合:
なぜか会社や友人達とのコミュニケーションでは『論破』することを好みます。
上司や、声が大きい(後は割と人脈ありそう)方が好まれます。
コミュニティの場合:
コミュニティでは『共感』を好みます。
的確なアドバイスを受けるには、質問力なども鍛える必要がありますが、俺が俺が〜的な方は嫌われますね。
共感して応援してくれて初めて信頼し合える中になります。
実利を求めながらもお互いが成長できる環境はコミュニティならではですね。
浸透するコミュニティ社会・・・が乗り遅れるSE
最近ではオンラインサロンや月額会員制度と呼ばれる、コミュニティ化して気軽に先生へ相談できたり、情報を仕入れることができるオンラインコミュニティが活発だ!
かくいう私も
- 相談者限定のコミュニティ
- 提携先にてフリーランスSEとして活動しているSEコミュニティ
それぞれコミュニティを持っている。(これらは基本、非公開として参加者はバレないようにしている)
当然ながらブログ読者よりも身近な存在だからこそ、伝えられる情報の質が違います。
残念ながら多くは情報過多となり、情報に惑わされ方も少なくない。
しかし、コミュニティならではの有益な情報や権利などを有し、活用できる。
社内で見つけるより社外で学んだ方が数倍早いし他業種の方達から意見を取り入れられる。
いま、柔軟な捉え方が求められる時代。
情報過多に陥ってる人はただ情報の整理ができていないだけ。学ぶ目的が明確になっていない。
学ぶ目的を明確にし、そのコンパスが示す道半ばにこのコミュニティが関連するのであれば、お金を払ってもそれ以上のリターンを叩き出してくれます^^
だがしかし、一番リターンを大きく叩き出してくれそうな業種であるSEは、コミュニティに属すことに否定的な考えを持つ方が非常に多い。
- なぜか群れるのを嫌がる
- コミュニテイと聞くと「洗脳だ!」「怪しいビジネスに入ってるのではないか?」
といったコミュニティという存在を毛嫌いする傾向があります。
さらにFaceBookなどのSNS自体登録をしていないというSEが大多数を占めているという現状があります。(以下の記事参照)
まぁ、その気持ちもわからなくはありません。
コミュニティに属すことでのデメリットももちろんあります。
コミュニティに属す際のデメリットと対策
コミュニティに属すことにもデメリットは当然あります。
それを私は”怪しい洗脳”と”リソースのキャリーオーバー”、”身近な周囲の理解”の3点です。
1.怪しい洗脳
冒頭でもあったMLMや、アレコレ商品やサービスを勧めたがるコミュニティです。
本当に状況を理解した上での回答なのか?と疑問が残る場合がほとんどです。
私自身、個別相談をする際にはヒアリングを重視しており、その上で自分自身がどうなりたいのか?を聞いたうえで可能性を少しでもあげられるキャリアプランを提案します。
私が扱っていない分野でも、相談相手が必要としているのならば提携していなくても提案します。(そう言う意味では仕事柄、いろいろなセミナーやコンサルにも受けています)
タチ悪いのが、無理やりとも言えるこじつけで商材をセールスする行為。
このセールスをされる行為が、多くの人たちに中に入ると洗脳され、毎回買わされてハマってしまうんだ。。。という考えを作り込んでしまうんです。
ただ、本当に良い商品やサービスだったなら?
それは単純にリピートだし、期待しているからこそ次商品も気になるというわけです。
コミュニティ自体は怪しいというものではなく、参加目的などを確認した上で自発的に参加してほしいですね。
2.リソースのキャリーオーバー
限られてるリソースのキャリーオーバー。
いやゆる情報過多や本業に影響が出て本末転倒となる場合もデメリットの一つと言えるでしょう。
コミュニティに専念することで事業発展につながる可能性は高いですが、問題なのはコミュニティにどっぷり浸かり目的を見失い、自分のリソース全てを捧げてしまう人が見受けられます。
あくまでコミュニティは目的達成というゴールの元、コンパスが指し示すその過程に存在します、なのでゴールを設定していないとオンラインコミュニティでの効果は半減します。
間違えてほしくないのはキャリーオーバーを全否定しているわけではありません。
やはり「限界を超える」ということは成長を促します。
リソースのキャリーオーバーは基準が難しいところですが、情報過多になりすぎてむしろ整理できない状態で続けること、自体に陥ったら一度整理する必要がでてきます。
入らない、時期を見る、などの選択肢も十分な取るべき選択肢でしょう。
3.身近な周囲の理解
提示した図を見るとわかるかもしれませんが、やはり身近な方の周囲の見解が気になるところです。
あなたの活動を思わしくない方は必ず身近にいます。その方のことを“ドリームキラー”と呼びます。
例えば、家族やパートナー。同僚や友人たちだってそうですね。
- 純粋に会社以外で活動している人を怪しいと思う傾向
- 空いてる時間があれば自分に使ってほしい
- 投資を浪費と言われ、そのお金があるなら自分に使って欲しい
- 浮気などの疑惑(嫉妬や妬み)
このような理解を得られるのは難しいところです。
相手の意見を取り入れすぎて、結局行動できないというのは残念すぎる結果。
私が提示しているフリーランスSEという働き方に関しても、”フリーランス”という表現で親やパートナー、挙句の果てに会社の同僚たちからも心配視されるケースが多々見受けられます。
このブログを読まれてる方はフリーランスSEに少なからず興味がある方がほとんどですが、皆さんはどうでしょうか?
対策として、友人や同僚の場合で理解が得られないようであれば、固執する必要はなく同意を求めることは不要です。
むしろ今後ともに動くであろう同志から同意してもらえれば良いとアドバイスしています。
難しいのは家族やパートナー。
説得というスタンスではなく、納得してもらうというスタンスで臨むことが重要。
いかにそのコミュニティに入っての価値が自分にあるか、目的やリターンが明確であると納得してもらいやすいですし、どうせだったら一緒に参加しお互い成長できるといいですね。
一番の理想は、前述したようにコミュニティ内部でパートナーと出会えたら良いですね。
コミュニティに合わない、運営側も勧めてはいけない人物
中には、コミュニティに入れたらNGな存在もいます。
- ノウハウコレクター(クレクレ君)、アウトプットしない人
- 誹謗中傷、メンバーを批判する人
- 愚痴や自分のネガティブ面を全面に出す人
コミュニティに属すことのメリットは、志が向いてる同志や意志が強い方の集合体であること。
参加者は、プラスのエネルギーが強いのでマイナス要素があると全体に影響しかねない。
私の場合は、基本的に直接お会いした方限定にしか案内しないともあって、比較的落ち着いていますが、もしこのようなマイナスを発する方はコミュニティにも属さない方がいいですし、運営側も気づいたら問答無用で排除した方がいいですね。
マイナスからプラスへ向かおうとしている人は応援すべきですが、プラスであってもマイナスへ向かってる人をフォローする必要まではありませんから。
総括として
今回、「フラリーマン」という名称が話題になっていたので、この名称を取り上げさせていただきました。
時間は有限というのは皆様も重々承知のことでしょう。
よくビジネス書籍にあるような企業書籍などといった、崇高な理念までは持たなくていいんです。
ただ、空いた時間の浪費によるしわ寄せは確実にやってきます。
そのしわ寄せを少しでも解消するための手段の一つ、ライフスタイル革命としてコミュニティへ属すこと、そこを意識してみてはいかがでしょうか。
私はSEの方達のためにワーク・マネー・ライフという3つのスタイルからアドバイスをさせていただくコミュニティを築いています。
将来がご不安の方は、ぜひ一度セミナーへお越しください。
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ベイビーステップ として
ここまでお読み頂いた方の中には既にフリーランスSEの方や、フリーランスSEを目指している方もいらっしゃるでしょう。
中には、フリーランスSEになって収入アップにつながると思っていたのに、なぜか貯金が少ないなど予想と違い不安になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
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