「フリーランスSE」と「フリーランスエンジニア」って何が違うの?

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「フリーランスエンジニア」と「フリーランスSE」には、明確に違います。

違いがあるにもかかわらず、ひとくくりにされていないか?と前から思っていました。

私は会社員で常駐SEとして働いている方に対して、フリーランスSEになるためのセミナーや個別相談を行っていますので、

今回は

  1. 混合されがちな「フリーランスエンジニア」と「フリーランスSE」の違いについて
  2. なぜ私は会社員SEに対してフリーランスSEを推奨するのか
  3. 違いを明確にするべき理由

以上についてお伝えしていきます。

1.私が考える、フリーランスエンジニアとフリーランスSEの違い

当ブログで何度も挙げてるフリーランスSEは「顧客からの要望を整理して形にする人」のこと。

いわゆる企業が募集しているSEさんのフリーランス版。

SEとしての仕事なので

  • 進捗管理や工程管理
  • 顧客の要望などをヒアリングして要件整理、見積もり
  • 要件から概念などを汲み取った設計

0~1の部分は顧客要望、そこを広いあげ1~100までを作る。

当ブログでは、主に会社に勤めるSEやPGさんが多いので省略しますね。

それに対して「フリーランスエンジニア」とは「プロダクトエンジニア」と定義しています。

  • 設計〜開発、運用まで全部こなせる
  • 顧客の要望を聞き、その上で提案を行える
  • サービスの0から1、1〜10までを担う(10〜100とかは人手が必要)

自身のプログラミング能力をサービスに結び付けることができる人を指します。

「フリーランスSE」と「フリーランスエンジニア」を分かりやすく家づくりに例えると、以下のように区別するとわかりやすいでしょう。

  • フリーランスSEは一級建築士
  • フリーランスエンジニアは「劇的ビフォーアフター」でいう「匠」

2.なぜ「会社員からフリーランスSEへ」を勧めるのか?

「稼げるのはフリーランスエンジニアだから、私は会社員からフリーランスエンジニアを目指します!」と言う人もいるでしょう。

そのまま個人で活動できるスキルがあれば、無論フリーランスという働きを推奨します。

しかし、多くのSEさんは会社員として大規模プロジェクトの一要員としてでしか関わっていません。

いきなり1人でやるのに不安があり、チャレンジできない方が多くいると思います。

とはいえ、現状会社員での現状に不満・不安があるのに動けないというのは勿体ない!

なので、そんな方達をターゲットにまず「フリーランスSE」になることを推奨します。

フリーランスSEで時間とお金を確保する

私の場合、結果として稼働時間が3分の1になり、収入が2.4倍に増えました!

会社員SEからフリーランスSEになると比較して時間とお金が増えます。

給料を貰いながら働いている点は会社員SEと一緒なので、働き方については何も変わらないのです。

雇用形態を変えただけで、こんなに大きな変化があるとは正直思っていませんでした。

(私は会社員時代にいた場所がとても過酷な現場だったということもありましたが…笑)

会社員からいきなりフリーランスエンジニアになろうとすると、

  • 雇用形態がフリーランスになる
  • アイデアを出すところから、実際に開発して作り上げるまでを一人で担う
  • 自分で仕事を受注する際に見積もりミスなどトラブル続く

などなど、挙げるとキリがないですが、

変化が一気に起こるので、意識がついていきづらく負担になってしまいます。

そこで、私が考えるのは以下の流れです。

シンプルに言うと

  1. 会社員SEで働いてた流れでフリーランスSEになる
  2. フリーランスSEとして会社員と比較して増えた時間とお金を用いて自己投資

というステップを推奨しています。

よく「社内研修が充実しているからそこでいい」とありますが、社内研修で今後の自分の人生に実のある研修が、絶妙な機会でありますか?

稼げない人は「費用の最小化」を優先し、

稼げる人はとにかく「機会の最大化」を考える。

これはつまり、時間とお金を用いてそのチャンスに備えておけるよう自己投資をするんですね。

ゆくゆくは、フリーランスエンジニアとして自分のプロダクトを世に送り出し、

事業を展開するための前段階としてフリーランスSEを推奨しているのです。

とはいえ、フリーランスSEになることは単なる手段ですから、

  • 会社員で居ながら自分のプロダクトを出したことのある人
  • これから出していく予定で行動できている人

これらは会社員から「フリーランスエンジニア」へのステップアップも十分可能ですし、フリーランスSEになってからでも良いでしょう。

そのあたりは、個別相談の際に一人ひとりお話を伺ってアドバイスしています。

3.フリーランスエンジニアとフリーランスSEの違いを伝えたい理由

会社のために働く時代から自己責任で働くフリーランスへと時代の流れが変わってきているからか不明ですが、「フリーランスになりたい!」という相談が多いです。

特に社会人1〜3年目くらいの人から多く相談を受けています。
フリーランス化について相談を受けたとき、確認したいと思うのが

「フリーランスSE」と「フリーランスエンジニア」どちらになりたいのか。

という点です。

フリーランスエンジニアは一人でビジネスの構築もできなければならないので、多様なスキルが必要になります。

フリーランスエンジニアの中にはこんな人も。夢がありますね。

  • 個人でWEBサービスを作る
  • 「開発室」と名乗るオンラインサロンを作り収益を得る
  • Webサービスを作り成長させて、事業売却する

ただ、今まで要望や指示通りに作っていた会社員SEに比べると、問題用紙をこれから作るようなサービスは、ハードルが高いです。

そのため私は「2.なぜ「会社員からフリーランスSEへ」を勧めるのか?」で挙げた画像のように

  1. 準備期間としてフリーランスSEを経験し
  2. そこからエンジニアへ挑戦し
  3. ゆくゆくはフリーランスエンジニアとして収益を得る

というのが良い流れだと思っています。

注意点:煽り広告に騙されないで!

インターネットを見ているとエージェントやプログラミングスクールの煽り広告が多く目につきますが、あの広告のなかでもフリーランスエンジニアとフリーランスSEは混合されがちです。

  • 「未経験からフリーランスエンジニアへ!」
  • 「半年で月収●●万円以上も可能!」

と広告で謳っているのに、実際に案内されるのは「フリーランスSE」の案件だった…なんてことはザラです。

「フリーランスエンジニア」と「フリーランスSE」。

この2つがしっかりと定義されていないことに問題があるのですが、「フリーランスエンジニア」になるのは簡単ではないのです。

前述のとおり開発に関わる様々な知識や経験、ビジネススキルが必要になります。

そう考えると「未経験からフリーランスエンジニアへ!」というのはITスキルを活かした”起業”と同意です。

ビジネス的な感度があって、才能ややる気、見せ方の工夫などができる人ならいいですが、それがない状態で客先へ行っても素人に毛が生えた程度でいきなり行くことになります。

そのようなミスマッチを防ぐために、

  • フリーランスになることで自分が何をやろうとしているのか
  • 今後どのようなステップアップをしていきたいのか

以上についてエージェントとしっかり話し合えるよう、フリーランスエンジニアとフリーランスSEの違い明確にしておく必要がありますね。

総括:「フリーランスSE」になった後が大切!

フリーランスエンジニアとフリーランスSE、私が考える両者の明確な違いについてお伝えしてきました。

会社員からの転身だと、フリーランスエンジニアになるのか、フリーランスSEになりたいのかで進むべき道は分かれてきます。

私はできれば、

  1. フリーランスSEになって増えた時間とお金を使って自己投資
  2. 経験値と知識をアップさせたうえでフリーランスエンジニアになる
  3. 自分の作ったサービスを本業に収益を出し、複業にも挑戦していく

このようなステップを目指してほしいと思います。

せっかく開発のスキルがあるのに、自分の作りたいものを作らずに頼まれた仕事だけやっているのは勿体ないです!

これからフリーランスエンジニアを目指し、自分のサービスを作っていきたいとお考えの方は、ぜひ過去のブログもご覧いただき、主催しているセミナーに足を運んでいただければと思います。

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