「フリーランスになって稼いでやる」
大半は意気込んで、意気揚々とフリーランスとして新しい門出を開きますが、
初っ端でコケる、もしくはフリーランスになって目的を見失う、という“失敗例”も少なくありません。
そこで今回は「フリーランス」として働く方全般に向けて、
フリーランスになって、初っ端を失敗しないために「初めにやるべき3つのこと」についてお話をしたいと思います。
フリーランスになって初めにやるべきこと以下の3点
- 具体的な目標を設定し、行動計画に落とし込む
- 銀行口座は最低2つ作る
- 自己投資は積極的に行う
当ブログ読者のはIT業界にお勤めの方が多いと思いますが、他業界の方も是非読んでいただければ!
Contents
1、具体的な目標を設定し、行動計画に落とし込む
まず失敗しやすい以下の観点
- 「現在ブラック企業に勤めていて、フリーランス化を考えている」
- 「フリーランスになれば稼げる!夢はフリーランスになること!」
フリーランス自体になるコトが目的になってしまうと失敗しやすいので注意です。
フリーランスになることは目的・目標を達成のための単なる手段であり、
その後に何をしたいかが本来重要です。
「フリーランスは高収入」と大きく謳っていますが、実際は
- 社保険などの保険整備なし
- 退職金や諸々の手当なし
など付いて回りますね。
増えた収入を充実した毎日にするために使う、もいいですが先々に置いてる目的・目標を達成するための手段に使うのもいいではないでしょうか。
目的・目標などが無い人も多いですが、
そういう方はフリーランスになれない、じゃなくてフリーランスになってからでも遅くはないので、今一度時間を取って考えてみてください。
ここでは簡単な目標設定を立てますね(SEなどのIT業界お勤めの方が参考)
ステップ1:5年後、3年後、1年後の自分を考えてみる。
あなたが客先常駐のSEの場合、
- SEの仕事をずっとやるのか?
- キャリアチェンジを望むのか?望むとしたらどのようなキャリア?
まずは5年後の自分から逆算して考えます。
多くの相談者を聞いてると、残念ながら行き当たりばったりや会社頼りのような(例えば研修とか)考えが多いです。
今を見てなんとなく決めてはダメ。未来から逆算して決めましょう(期限を決める)。
それを考えた上で、今年の目標を作ると具体的な行動に落とし込む無ことができます。
そこから半年、1か月、1週間、1日…と、
具体的なゴールに向かって、行動目標へと落とし込んでいく。
私自身、そうやってきて今がありますし、常に新しく目標が更新されていきます。
「できることが増えていくと、やれそうなことが増えていく」んですね。
その感覚を得るために「理想像」は常に意識することが大切ですね。
ステップ2:最短ルートを考える
キャリアチェンジをするとしたら、可能にする最短のルートを考えてみます。
例えば「リモートワークしたい」と言うザックリした理想像を立てても、リモートでできるスキルがなかったらいつまで経ってもできないです。
「会社がリモート対応になるまで待つ」とありますが、いつまでも会社がその動きにならないなら自発的に動いた方が圧倒的に早い。
「5年後にはリモートワークしたい!」と思うならば(もちろん早くても可能)、それに順応した各年の目標設定があるわけです。
その目標を前提として行動計画が立てられます。
プログラミングスクールで学ぶとして、
もしそのスクールが半年で卒業のコースを設定しているのならそれを2か月で卒業してみる。
当然、プログラミングスクールを卒業しているというだけでは仕事は取れませんから、
元々かけるはずだった残4か月を使い自分のプロダクトを作り実績を作るなどの行動が手っ取り早く身につけれます。
まとめ:
目標を達成するために行動計画に落とし込むコツは
- 目標は未来から逆算して考えること
- そのための最短ルートを具体的に考えること
2、銀行口座は最低2つ作る
なぜ2つ作るかというと、
「1、事業用」「2、個人用」で分けることで管理が楽、の他に浪費を抑える。
一番多い失敗は、
フリーランスになったことで収入が増えると、
- 生活コストもあがり結局手元にお金が残らない…
- 最悪、会社員の時よりお金が減る
なんてことに陥りかねないからです。要は宝くじが当たって損する人。みたいな。
実は、過去にブログでも何回も紹介しているのですが私もその一人でした。
私の場合、クソブラック企業のエンジニアだったこともあり
収入が2倍になって稼働が3分の1になったことでお金と時間にたくさん余裕ができ、
「フリーランスは人脈が大事だ!」と思いながら
懇親会や飲み会に行きまくった結果、家賃滞納したことがあります…。
上記の記事で挙げていますが「人脈づくり」で、手に入るのは顔も覚えてない方の大量の名刺くらいです。
なんちゃって人脈づくりに終始しないよう、交流会やセミナーは主催者をよく見て判断しましょう。
口座を2つに分けて、「事業」と「個人」で使う範囲が狭められます。
奥さんから決まった額を渡されて、「これ以上は使えないぞ!」とストップがかかるお小遣い制に似ていますね。
まとめ:
「1、事業用」と「2、個人用」で口座を分けることによって
無駄な浪費を抑えて、未来への投資に備えよう。
3、自己投資は積極的に行う
「投資」というと金融商品のイメージが強く、ギャンブルかと思って敬遠しすぎですが、自分の目的・目標を達成するための時間とお金は投資すべきです。
フリーランスになり、自己投資をせずになんとなく毎日を過ごすと
何も積みあがっていかず「このままで大丈夫だろうか…」と不安に襲われることになります。
早い話、空いた時間を使い事業構築・事業投資をするのが良いと思います。
挑戦しやすいのはブログなどのSNSで自分の経験を発信すること。
様々なブログでフリーランス経験が発信されていますが、まだまだニーズが尽きません。
アウトプットすることで腹落ちし、学び含め費用対効果がいいです。
ブログをやるとして、
例)開始2〜3年目くらいでブログ収益で年に100万円くらい稼げるようになると想定
レンタルサーバー代 + ドメイン代 + 通信費諸経費 = 3万円/年
売上100万円 ー ランニングコスト3万円 = 粗利97%(時間的コスト覗く)
不動産投資や金融投資と比べても、価値のある投資ということになります。
何より初期コストが抑えられ、学びにもなる。
繰り返しになりますが、
「できることが増えていくと、やれそうなことが増えていく」んですね。
今後、できる仕事の幅も広がっていきます。
まとめ:
自己投資はできること、できるかもしれないことを増やし
仕事の幅を広げることにつながる。
特に経験をブログで発信することは費用対効果が抜群!
総括:考えるだけでなく行動に移しましょう!
今回紹介した3つ、
- 具体的な目標を設定し、行動計画に落とし込む
- 銀行口座は最低2つ作る
- 自己投資は積極的に行う
これは、フリーランスになってから最初にすべきです。
多くの人は「あとでやればいいや…」と後回しにしてしまいます。
もしくは生活水準が少し上がったことに満足し、現状維持のままになってしまいます。
そうならないために、例えばライザップのように、
情報だけでなく実践する環境を用意しているコミュニティーへ参加するのが良いと思います。
情報を得るだけなら、ネットで調べればたくさん出てきます。
でもそれを行動に移せる人は一握り。
今日ご紹介した3つのことを実践できるように、進むべき道を教えてくれる人や、相談に乗ってくれるメンターを持ちましょう。
私は超ブラック企業の社畜だった経験から、フリーランスSEになって増えた時間とお金を使って自分のやりたいことに挑戦するお手伝いをしています。
深掘りしたい、次なるステップを踏みたい!、と言う方はセミナーへ是非足を運んでいただければ。
もしくは「メルマガ」「LINE@」などで気軽な質問も受け付けていますので、軽い質問ならばお答えします。