着実に迫るフリーランス文化の終焉。これからのエンジニアについて

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久しぶりに投稿します。そろそろ2020年を迎える2019年の末。

最近、口すっぱく言ってる内容を投稿します。

セミナーを始めた2016年から言ってる内容がいよいよ目に見える形で現れてきたかなと。

私はセミナーなどを通して述べ400人を超える方達に伝えてきた。

その中で、フリーランスなる理由が以下3つに集約される。

  1. お金が欲しい(稼げるイメージ)
  2. 成長が見込めない(成長が見込める案件へいけるイメージ)
  3. 上司指示でなく自分の意思で選びたい(やりたいもの選べるイメージ)

煽り広告の影響もあるが、自分の成長ややりたい案件を選べるイメージがありそうだ。

先に結論を言おう。

「1.お金」に関しては、会社員と比較すると確かに上がる。

しかし、「2.成長UP」「3.自分の意思(やりがい重視)」という面では危うい時期になってきた。

つまり、エージェント経由の案件の魅力は「高単価」だけなのだ。

しかもその高単価案件も、急激に少なくなるとみている。

エージェント経由の案件は「余り案件」

エージェントの案件の話をする前に以下のイノベーター理論の話。

2012年、周囲からは「フリーランス=フリーター」と言われた時代に、私はフリーランスSEという働き方に出会う。

しかし私は、転職では入れない企業にもプロジェクト参画できることに魅力を感じてた。

さらに収入も社畜だった私からすると雲泥の差で満足だった。

ただ、周囲が「今を生きる」で特に何も考えず現状維持を暮らす光景を見て不安を感じ、当ブログ「社畜SE」を開設しフリーランスSEの指南書として発信し始めたのが事の発端だ。

Innovator(イノベーター)

(以降は図のイノベーター理論と照らし合わせながら)

私が入ったのは東日本大震災後でどこも採用は厳しい時だったので、ポジション的には「Innovator(イノベーター)」の立ち位置だったかもしれない。

どうやらランサーズとかが徐々に盛り上がりつつあったのはこのタイミングのようだ。

EarlyAdopter(アーリーアダプター)

ブログを書き始めた2014年〜2016年は、フリーランス熱が急激に上がり、「EarlyAdopter(アーリーアダプター)」のゾーンに入った。

この層がSNSやブログなどを通じて、一気に広がり、この好機にエージェントが一気に広告などを打ち出して騒ぎ始めたと思う。

今までSESという契約形態でグレーゾーンだった企業が、こぞって「フリーランス募集」「高単価」という表現で一気に参入してきた時期だと思う。煽り広告も増えたね笑。

実際、私もこの流れは来る!としてエンジニアを辞め、フリーランスを前提としたキャリアアドバイザーを仕事にした(懐かしい笑)

2019年の今は?

では、いま2019年どの状況か?というと、「LateMajority(レイトマジョリティ)」に達してるとみている。

「EarlyMajority(アーリーマジョリティ)」は2016年〜2018年の間に一気に上がり、そして一気に次のステージ「LateMajority(レイトマジョリティ)」に移ったものとみている。

これからの予測

近い時代を振り返ったところで本題へ。

いま、フリーランスエンジニアを求める企業側のニーズは着実にピーク時より減ってきている。

案件はある、しかし案件自体は確実に「余り物」と言われる、不人気の案件だ。

すごく失礼だが、SIerが受注しピラミッド構造となっているような案件がエージェント経由を通して入ってくる。

「EarlyAdopter(アーリーアダプター)」「EarlyMajority(アーリーマジョリティ)」の時期は、「成長」「やりがい」などに要望を出しても意外と案件はあり、そしてチャレンジもできた。自社サービスを展開するイケてるベンチャーもエージェントを活用していた。

とりあえずエンジニアを獲得することが先決だったからだ。

後述するが、イケてるベンチャーなどはエージェントに依頼するメリットはもうほぼ無い。

もし、あなた自身が「成長」「やりがい」を求めるのなら今後は転職が有利かもしれない。

「お金さえあれば十分!」も、もちろん重要だ。

お金があれば次なるステップへレバレッジかけれる。

ただ、エンジニアは常にスキル重要視されるので、今後の将来を定めた上でどのように動くかは重要となる。

一周回って、エンジニアは正社員採用

「いま勤めている会社では成長できない」「やりがいを感じない」

そういった方達がこぞってフリーランスを目指すのだが、長期的な目線でいくのなら私は2019年入ってからはフリーランスより、正社員も視野の一つとしている。

フリーランスを目指す第一の目的がお金ならフリーランスを勧めるが、現時点で経験が浅い方なら3年程度を見据えれるのなら今のうちにベンチャーやスタートアップに転職する方が今後のキャリアに繋がりやすい。

ベンチャーがエージェントを好まない理由

以前はフリーランスが優秀な方多く即戦力だったが、「稼げる!」とわかり入ってきた「なんちゃってエンジニア」が多く、入れたが結局損した、、、という事例が多々出てきた。

ろくな人いない→自分らで探した方がいい→優秀なエンジニアの周囲に優秀なエンジニアは居る。という流れで、結果自分らで集めた方がいい。

エージェントに支払うお金をまだ従業員に還元した方がいいよね!的な流れが起き、そこがフィットした。

もっというと採用費にお金をかける姿勢に疑問が出てきて、ダイレクトに自分らで見極めてスカウトした方が安上がりだし、自分らのサービスに対しての熱意を直接伝えて「入りたい!」と思ってくれてる人の方と一緒にやる方がお互いにとってWin-Winだよね!という流れが今に至る。

TwitterやWantedllyなどが最たる例だ。

結果、エージェントには人月費というビジョンとは関係ない外注費が積まれた案件がそのまま溜まる。むしろ「成長」「やりがい」はお金で依頼されている分、余分な要望を持ってはいけない流れなのかしれない。

ブームはエージェントのおかげで火が点き、そして冷めた

フリーランスの多くは、

今の案件がつまらない、成長できない、だから自由に選べるフリーランスに憧れを抱く者が多いが、前述した通りその要望は解消しにくい。

中には魅力的な案件もあるが、大抵はタイミング、かつ小さなパイを増えすぎてしまったエージェント登録者たちで奪い合うため、倍率は高くなる。

ちなみに私がエージェントの立場なら、何度も利用して一定の信頼ある人にしかそのような要望が通った仕事を依頼しない。

なので、結局はエージェント側との信頼関係も大事だ。

エージェントをハシゴする戦法は個人的に勧めない(例外もあるが)

プロフェッショナル・フリーランスを狙うエンジニアへ

フリーランスは、いかに高単価案件を獲得するか!のイメージが強いかもしれない。

私は「フリーランス=アントレプレナー」である意識を高める必要がると常々言ってきていた。

純粋にエンジニアとしての仕事以外に、エンジニアとしてのスキルをどのように活用するか?が重要なのだ。それはこれからも変わらない。

エンジニアもセカンドキャリアを考える必要があるのだ!2つ以上の収入源を作ればいい。

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まだ「フリーランス=高単価」のイメージはある。

しかし、この時代をずっと見てきた私としては、「エンジニア不足」の裏に「エンジニア余剰」問題が根深い。

人は見たいように見て、聞きたいように聞く。

私はフリーランスを推奨する人間だが、それは私の再現モデルであって今の時代に、かつあなたに適しているとは思わない。

不定期開催レベルになったが、フリーランスを目指そうとしている人はぜひ参加を。(もうネタ変えるか終了予定)

■セミナーはコチラ(不定期開催、開催されてたらレア)

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