コロナの影響で有効求人倍率が2014年来の低水準となり、売り手市場から買い手市場にゲームチェンジとなりました!
これは何も転職市場だけでなく、フリーランスの市場も同様です。
そもそもスキルが未熟でも適切な基準がなく「エンジニア」と名乗れば経歴盛れるようなフリーランス市場を懸念していた私としては、いまが正常フェーズかなと。
ここ数年は最適されていくものと感じてします。
とはいえ都内のエンジニア採用も今後はスリム化、かつ全国から優秀な人材を採用できる環境に整備されていくご時世となり、都内から行き場を失うエンジニアも少なくないかなと。
そこで、エンジニアのセカンドキャリアとして提案したいのが「地方移住」という選択肢。
今まで「地方に仕事が無い」というイメージが強かったのですが、実際に移住した私の目線で見たとき、かなり可能性に溢れていると感じたので今回のブログに伝えます。
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エンジニアのセカンドキャリアとして地方は可能性大
地方創生の弊害で、地方全体が農作業や空き家活用といったイメージを持っているかもしれませんが、地方都市は都内とほぼほぼ変わりません。
培ったスキルや経験が活かせる場というのは、一大決心というわけでもなくハードルが低いとみています。
残念ながら、大企業といったお金も人材も大量に抱えてるような企業は少ないですが、地方全体が中国のように一気に成長しそうな展開が大いにあります。
成熟しきった都内の企業で、裁量が無い働きで埋もれうような働き方よりも、裁量があり新規に拡張性が見込める地方に可能性があると見ています。
①新規事業で活躍
意外と知られていないのですが、地方は研究や実証実験など多いです。
自治体を絡めた官民連携や、大学などを絡めた産学連携などを中心に大企業などが新規事業のサービスなどを掲げています。
Web系のようなソフト関連は都内が多いですが、IoTやモビリティなどハード関連は圧倒的に地方に分があります。
例えばドローンがこれから来ると思いますが、地方で実証実験を行ってる企業がおおいです。
住所は東京ですが、メインは地方の支社という面白い構図です。
Webサービスなど乱立している現代に置いて、今後の可能性はハードにも目を向けることが魅力だと考えます。
②IT支援という形
よくも悪くもITリテラシーは都内と比べてまだ見劣りあります。
見劣りあるが故に仕事が無いという印象がつきそうですが、改善の余地がたくさんあります。
新たに0→1を作るのが難しいですが、スキルを活かせる展開は地方には数多く眠っています。
例えば既存サービスの代替を提案したり、改善提案したり、効率化面で大きな期待ができる機会はすごく多いと思います。
ただ、たまに勘違いされますが「ITリテラシー見劣りする」とはいえ、あくまで都内と比較しての話。自分自身がレベル低いという場合もありますので常に自己研鑽が必要です。
③事業承継
セカンドキャリアを考える上で事業を持つという視点は、エンジニアだけでなく全てに当てはまります。
特にコロナの影響もあり事業承継など立て直しが急務です。黒字倒産の企業も多いです。
コスト見直し、新たな視点を加えたサービスに変更など事業承継は、都内で得られた知見を活かす実践する場が数多くあります。
例えば、アクセサリーを販売する会社を買取後、ネットで販売路線に切り替え。
単純に見えますが、そういった回復する事例は意外と多いです。参考書籍はこちら。
地方で活躍する推奨スキル
エンジニアは技術を磨く視点も重要ですが、敢えて以下の2点を挙げます。
- ビジネスリテラシー
- 効率化スキル
1. ビジネスリテラシー
財務3表などを読み解く会計スキル、業務改善や新たなアイデアを組み合わせたビジネスモデル設計など、0→1を作る事業よりも1→10など事業承継などに絡めた方法で活用できると見ています。
地方資源を活用したビジネスはエンジニアの力+ビジネスリテラシーで可能性は拡がります。
また、都内比較で競合が圧倒的に少ない、これらのリテラシーがあると相談されるポジションになります。
PMやSEなどは計画や設計など活かせる部分があるかと思います。
別業界で、培ったスキルや経験を活かすのはまさしくエンジニアのセカンドキャリアに有力だと思います。
2. 効率化スキル
DXを掲げる企業は地方だけでなく都内も同様です。
しかし、地方企業ではリテラシーや距離的な問題から、DXに遅れがあります。
そこで個人的に注目しているのが「RPA」や「NOCODE」。特にNOCODE。
IT人材不足と言われてる昨今に置いて、課題を解決する一躍を担うと見ています。
中堅企業ならば、効率化メインのRPAで大幅改善できます。IT支援という視点では独立して仕事を取る分もできそうです。
NOCODEは新規事業の取り組みや事業承継などで新たな視点を提供するという点で可能性あります。事業承継×NOCODEの事例が増えていくのではないかと見ています!
地方では、このように可能性が満ち溢れています。
この記事を見て、セカンドキャリアとしての地方移住を選択肢の一つとして考えてもらえればと思います。
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